また、快適に使うためにやっておいた方が良い設定をお伝えします。
axioryのMT4を使ってご説明していきます。
MT4の使い方を分かりやすく解説します
ここではaxioryのMT4を使って解説します。
まず、MT4を起動させましょう。
すると下の画像のような感じで立ち上がると思います。
表示できる通貨ペアを増やそう
ダウンロードした時の設定ではチャートを表示できる通貨ペアが4種類だけになっています。
(axioryの場合)
これでは自分がトレードしたい通貨ペアを表示できないので、表示できる通貨ペアの種類を増やす方法を解説します。
まず、画面左上にある【気配値表示】の所でマウスを右クリックして【すべて表示】をクリックします。
【気配値表示】がない場合はMT4に表示されているメニューの【表示】をクリックして【気配値表示】をクリックしてください。
すると気配値表示の所に多くの通貨の名前が表示されました。
これでこの会社でトレードできる全ての通貨ペアや銘柄のチャートを表示できるようになりました。
新しくチャートを開いてみよう【消し方も解説】
まず、予め開いているチャートを消してみましょう。
各通貨ペアのチャートの右上に☓印があるのでここをクリックする事でチャートを消すことができます。
さっそく開いているチャートを消してみましょう。
では次に自分がトレードしたい通貨のチャートを出してみましょう。
ここではポンド円(GBPJPY)のチャートを出してみます。
まず、メニューの【ファイル】をクリックして【新規チャート】をクリックします。
そしてポンド円(GBPJPY)をクリックします。
axioryの場合は【AX Minors】の中にポンド円(GBPJPY)があります。
すると下の画像のようにポンド円のチャートが開きました。
このような手順で自分がトレードしたい通貨ペアを表示させる事ができます。
ここで日本人トレーダーがよくトレードしている通貨ペアをご紹介します。
チャートを表示する際にご参考にしてください。
通貨ペア | 表記 |
ドル円 | USDJPY |
ポンド円 | GBPJPY |
ユーロ円 | EURJPY |
豪ドル円(オーストラリアドルと円) | AUDJPY |
NZ円(ニュージーランドドルと円) | NZDJPY |
スイス円 | CHFJPY |
カナダ円 | CADJPY |
ユーロドル | EURUSD |
ポンドドル | GBPUSD |
また、主な各国の通貨は下記のように表示されます。
日本円 | JPY |
アメリカドル(米ドル) | USD |
ユーロ | EUR |
イギリスポンド | GBP |
オーストラリアドル | AUD |
カナダドル | CAD |
スイスフラン | CHF |
ニュージーランドドル | NZD |
チャートを大きく表示させよう
表示されたチャートが小さいので拡大表示させましょう。
チャートの右上にある□をクリックすると拡大表示になります。
拡大表示されましたが【気配値表示】と【ナビゲーター】を消すとより大きく表示されるので消してみましょう。
再表示させたい場合はメニューの【表示】から再度表示させる事ができます。
さらにアイコンの表示が2段に分かれているので1段にまとめましょう。
続けて残りのアイコンも移動させましょう。
これでアイコンを1段にまとめる事ができましたので、チャートをより大きく表示させる事ができます。
また、アイコンは4つのグループに分けられており、赤丸の所をクリックしたまま移動させると表示させる順番を変更する事ができますので、使いやすいように変更してみてください。
複数のチャートを表示させてみよう
MT4では複数の通貨ペアを一覧で表示させる事ができます。
ドル円、ユーロ円、豪ドル円のチャートをここでは表示させてみます。
メニューの【ファイル】をクリックして【新規チャート】をクリックし、
ドル円(USDJPY)、ユーロ円(EURJPY)、豪ドル円(AUDJPY)を順番に表示させてみましょう。
axioryの場合、ドル円以外は【AX Minors】の中に入っています。
するとMT4の左下に通貨が表示されました。
このタブをクリックする事で見たい通貨ペアを切り替えていく事ができます。
開いたチャートを一覧で表示させよう
次に、開いた複数のチャートを一覧で表示させてみましょう。
メニューの【ウィンドウ】をクリックして【ウィンドウの整列】をクリックします。
すると4つのチャートが一覧で表示できます。
チャートを拡大表示させたい場合はチャートの右上の□をクリックします。
また一覧表示に戻したい時は二重になった四角のアイコンをクリックしてください。
表示させたい順番を変える方法
表示させたい順番を変える方法をご説明します。
現在は①ポンド円、②ドル円、③ユーロ円、④豪ドル円の順番で並んでいます。
では、①の場所にドル円を表示させるように変更します。
ポンド円のタブをクリックしたままドル円の後ろにドラッグします。
次に、メニューの【ウィンドウ】をクリックして【ウィンドウの整列】をクリックします。
すると①ドル円、②ポンド円の順番に変更できました。
このようにしてお好みの順番に変更してみてください。
チャートを一覧表示させると一番左の列の上から1番目、2番目、3番目という順番になりますので、表示させたい順番を変更したい場合は上記の手順で通貨ペアのタブをクリックしたまま移動させて【ウィンドウ】→【ウィンドウの整列】をクリックしてください。
多くのチャートを表示させるとMT4の動作が重くなりますので気をつけてください。
チャートを見やすいように変更しよう
ローソク足表示に変更しよう
日本人トレーダーや海外でも広く使われているローソク足の表示方法を解説します。
まず、設定しやすいようにどの通貨ペアでも良いのでチャートを拡大表示させてください。
次に矢印の所をクリックするとローソク足表示になります。
次に、ローソク足が見やすいようにチャートを拡大して表示させましょう。
アイコンの【+】をクリックすると1段階ずつ拡大表示できます。
逆に縮小したい場合は【ー】をクリックすると1段階ずつ縮小表示できます。
ローソク足をカスタマイズしよう
次にローソク足が見やすいように色を付けてみましょう。
チャートの上でマウスを左クリックしてから右クリックします。
すると一番下に【プロパティ】がありますのでクリックします。
次に陽線の色を変更してみます。
ここでは陽線の色を【RoyalBlue】に変更してみます。
【上昇ロウソク足】のタブの▼をクリックして見やすい色を選んでください。
一般的には陽線は青系の色を用いられる事が多いです。
色を選んだら【OK】をクリックします。
すると陽線に選んだ色が反映されます。
では、次に陰線の色も変更してみましょう。
お好きな色で大丈夫ですが一般的には陰線は赤系の色が用いられる場合が多いです。
上記と同じ手順で【プロパティ】を開き【下降ロウソク足】の色を変更します。
好きな色を選んだら【OK】をクリックします。
ここでは【Red】にしてみます。
すると下の画像のような状態になります。
続けて陰線の輪郭も【Red】に変更します。
デフォルトでは【Lime】という色になっています。
【プロパティ】を開き【下降バー】のタブを開いて【Red】に変更します。
そして【OK】をクリックしてください。
すると陰線の色が全部【Red】に変わりました。
見やすいようにチャートを拡大しています。
方眼を消す方法
これは好みなのですがチャートに表示されている方眼がいらない場合に消す方法をご説明します。
チャートの上で左クリックをしてから右クリックをして【プロパティ】を開きます。
次に【全般】タブをクリックして【グリッドの表示】に入っているチェックを外します。
そして【OK】をクリックすると方眼が消えます。
これからチャートに色々と追加していきますので方眼(グリッド)がない方が見やすいと思います。
設定を保存しよう
上記でローソク足に色を付けました。
この設定を保存しましょう。
チャートの上で右クリックして【定型チャート】をクリックし、【定型として保存】をクリックします。
【ファイル名】の所に好きな名前を入力してから【保存】をクリックします。
これで設定が保存できました。
保存した設定を他のチャートにも反映させよう
一覧表示に戻り、保存した設定を各チャートにも反映させましょう。
変更したいチャートの上で左クリックをしてから右クリックをして【定型チャート】から保存した定型チャートの名前をクリックします。
私は先ほど【チャート設定】という名前で保存したのでこれをクリックします。
すると保存した設定が反映されました。
これで新しいチャートを開いてもいつでも保存した設定にする事ができます。
下の画像はこのブログでおすすめしている億スキャFXのチャートを表示させてみました。
MT4は自分好みのチャートを作れますので、色々とカスタマイズしてみてください。
オプションの設定
ここでは変更しておいた方が良いオプションの項目を解説します。
【オプション】はメニューの【ツール】の中に入っています。
ワンクリック取引ができるようにしよう
ワンクリック取引は素早いトレードができるようになります。
ぜひ設定しておいてください。
【オプション】の【取引】タブをクリックします。
そこに【ワンクリック取引】という項目がありますのでチェックを入れます。
すると下の画像のように【免責事項】が表示されますので【私はこれらの利用規約に同意します】の所にチェックを入れて【OK】をクリックします。
すると【免責事項】の画面が消えますので【オプション】画面の【OK】をクリックします。
ローソク足の表示を少なくしてMT4の動作を軽くしよう
複数のチャートを開いたり、色々なインディケーターを入れたチャートを開いているとMT4の動作が遅くなってしまいます。
トレードをする時にMT4の動きが重たくなってしまうとストレスが溜まりますし、リアルトレードの際は金銭的な損失に繋がりますのでMT4が軽く動作する為に表示するローソク足の本数を減らします。
【オプション】画面の【チャート】タブをクリックします。
【ヒストリー内の最大バー数】のタブに表示されている▼をクリックして【5000】を選びます。
次に【チャートの最大バー数】のタブに表示されている▼をクリックして【5000】を選びます。
そして【OK】をクリックします。
MT4を再起動するとMT4内や表示されるローソク足の本数が5000になっているのでMT4の動作が軽くなります。
土日にチャート検証をする場合に過去のチャートを沢山見たい場合は【ヒストリー内の最大バー数】と【チャートの最大バー数】の数字を大きくしてMT4を再起動させてください。
相場が開いている平日は【ヒストリー内の最大バー数】と【チャートの最大バー数】は5000にする事をおすすめします。
デフォルトのロットを変更しよう
国内FX会社では1ロットは1万通貨として表示される所が多いですが、海外FX会社は1ロットは10万通貨になります。
ここではロットを1万通貨にするやり方を解説します。
【オプション】画面の【取引】タブをクリックし、【デフォルトを指定】という項目にチェックを入れます。
そして▼をクリックして【0.10】を選び【OK】をクリックします。
これでトレードする時のロットが1万通貨になりました。
デフォルトのロットを手入力で変更しよう
【デフォルトを指定】の▼をクリックすると選べる項目が少ないですね。
ここではロットを1000通貨に変更する方法を解説します。
【デフォルトを指定】タブに表示されている数字を消してキーボードのテンキーを使って【0.01】と入力して【OK】をクリックしてください。
これで1000通貨でトレードできます。
ここまでの設定が終わったら一度MT4を再起動させましょう。
MT4を閉じる時は必ずメニューの【ファイル】の中にある【プログラムの終了】をクリックしてください。
MT4を使ったトレード方法を解説します
取引画面の出し方と画面の見方
トレードしたい通貨のチャートの左上にある小さな▼をクリックします。
すると下のような画面が出てきます。
ここで画面の説明をします。
黄色で囲った所はロットが表示されます。
ここでは【0.01】になっているので1000通貨になっています。
ロットを増やす場合は右側の▲をクリックします。
ロットを減らす場合は左側の▼をクリックします。
axioryのMT4は【0.01】が最小ロットになりますので0.01以下にはできません。
また、手入力でもロットを変更できます。
数字の所をクリックしてキーボードのテンキーで入力すれば任意のロットを設定できます。
ここでは【0.1】(1万通貨)にしてみます。
ロットを変更する場合が多い時はメニューの【ツール】から【オプション】を開き、【取引】タブの【数量のデフォルト】を【直近を再使用】を選び【OK】をクリックしてください。
取引画面の説明に戻ります。
これから相場が上昇すると判断して買いエントリーをする場合は右下のボックスをクリックすると買いエントリーができます。
これから相場が下落すると判断して売りエントリーをする場合は左下のボックスをクリックすると売りエントリーができます。
実際にトレードしてみます
ポンド円でトレードしてみます。
まず、画面の左上にある▼をクリックして取引画面を出します。
エントリータイミングを待ちます。
エントリー
売りエントリーしてみます。
売りの場合は取引画面の左のボックスをクリックします。
損切りの設定
エントリーするとエントリーした価格にラインが引かれます。
そのラインをクリックしたまま売りエントリーの場合は上方向にドラッグします。
損切りしたい位置でクリックを解除するとその価格に損切りラインが引かれます。
エントリーしたら必ず最初に損切りラインを設定しましょう。
買いエントリーの場合はエントリーした価格に引かれたラインをクリックしたまま下方向に動かして損切りしたい位置でクリックを解除してください。
これで安心して相場を見守る事ができます。
相場の世界は1分後に何が起こるか分かりません。
大事な自分の資産を守るために、損切りはエントリーしたらすぐに設定しましょう。
利確の設定
損切りラインと同じやり方です。
エントリーした位置に引かれたラインをクリックしたまま利確したい位置までドラッグします。
売りエントリーの場合は下方向にラインを動かすと利確ラインが引けます。
買いエントリーの場合は上方向にラインを動かすと利確ラインが引けます。
損切りラインと利確ラインが引けたのでこれでチャートから目を離していても大丈夫です。
このラインにローソク足が到達すると自動的に決済されます。
なお、チャートを見るとローソク足が設定したラインに到達してもスプレッドがありますので、ラインを少し越えないと決済されません。
手動で決済
先ほど損切りラインと利確ラインを設定しましたが、設定したラインまで待たずに利確や損切りをする場合は画面右下の☓印をクリックします。
この画面が表示されていない場合はメニューの【表示】から【ターミナル】をクリックし、【取引】タブをクリックしてください。
利益確定
その後、利確ラインにローソク足が到達して自動的に決済されました。
決済されると【取引】タブに表示されていた評価損益の金額がゼロになります。
また、設定していた損切りラインも自動的に消えます。
口座履歴を確認
先ほど、トレードが終了したので確認してみましょう。
先ほどは【取引】タブを表示していましたが、今度は【口座履歴】のタブをクリックします。
赤矢印の金額は決済時の利益額です。
青矢印の金額は手数料を差し引かれた後の利益額です。
決済時の金額は1680円で、ここから手数料が差し引かれて1615円が今回のトレードの利益となりました。
【口座履歴】の項目を説明します。
①【時間】→エントリーした時間です。この時間は日本時間ではなくサーバーの時間です。
②【取引種別】→売りエントリーの場合は【sell】買いエントリーの場合は【buy】と表示されます。
③【数量】→トレードしたロットが表示されます。この画面では0.1なので1万通貨です。
④【通貨ペア】→トレードした通貨が何かを表示します。
⑤【価格】→エントリーした価格です。
⑥【決済逆指値】→設定した損切りラインの価格です。
⑦【決済指値】→設定した利確ラインの価格です。
⑧【時間】→決済した時の時間です。この時間は日本時間ではなくサーバーの時間です。
⑨【価格】→決済した価格
⑩【スワップ】→ポジションを翌日に持ち越した場合に金額が表示されます。
(日本時間での翌日ではありません)
通貨によってお金をもらえたり、逆に支払わないといけない場合があります。
⑪【損益】→決済して利益になった金額です。
損切りした場合はー(マイナス)で表示されます。
トレード履歴で表示させる期間の変更
ターミナルの所で右クリックして【期間のカスタム設定】をクリックします。
次に【期間】のタブにある▼をクリックして表示させたい期間を選んで【OK】をクリックするとその期間の全履歴を確認できます。
最初から全部覚えようと思うと大変だと思いますので少しずつ操作を覚えていきましょう。